開発案件もらっても、作らなくていい方法があるなら提案します。
フリーランスエンジニアの @nabeemichi です。
最近は個別に小さな開発案件をいただくことが出てきた。 例えば、日々の業務の自動化をするアプリ開発について相談される。
アプリの開発を依頼されたときに、作らなくていい方法があるならつくらない方法を提案してます。
依頼されたら、まずググる
目的とボトルネックの洗い出しをしたあとは、基本的にググります。 目的を達成できるサービスがすでに存在する可能性が高いからです。 すでにあるのならば、そちらを提案します。
それでも、僕に頼んだほうがいい!ってことになったら初めて作ることを考え始める。
こんなプロセスで個別でいただく案件を受けてます。
なんで作らないの?
ってことなんですが、すでにあるのならばそれに合わせていったほうが効率的なんではないかと思うのですが、 もうあるなら作らなくてもいいじゃん!って気持ちが実は大きかったりします。 車輪の再発明するのは依頼主にとっても、僕にとってもあまりいいことではないのではと考えてます。
なんで、いいことないのか?というと、最近はSaaSで提供されてるサービスが多いです。 しかもすでに存在してる場合は、すでにユーザーがいるってことで、同じような悩みを持ってる人がもう使っているということは、 ある程度適正に目的を達成できていると考えられます。 つまり、一から課題を洗い出してトライアンドエラーを今からしようとしていることが、すでにどこかでやられていて、 はたまたSaaSとして続いているということは、ブラッシュアップもされていて、僕が今から目的を達成させるという地点よりもはるか先のもっと快適空間へ進化している可能性が高いためです。
もう一つは、開発する費用なんかよりも、安い費用でSaaSを利用できる!ということです。 アプリは開発にもお金がかかるし、保守にもコストがかかります。 それを、もしも月々数千円程度で利用できるSaaSがあったなら、作る理由はどんどんなくなっていくと思います。 SaaSは常に進化するものだと考えてますので、勝手にアップデートされていくのもメリットなのではないでしょうか?
つくってもいいけど、アップデートされなくなったらアプリは終了
だと思っているので、開発しっぱなしでは、そのうち使われないものになります。 負の遺産となっていくのです。 だって、業務や目的は常に変化していきます。 変化してないとしたら、それは自動化できる可能性が秘めているので、ぜひとも自動化して、次のステップへ行きましょう。 ですので、開発しっぱなしで終了するアプリは基本的にはないと思います。
ということで、先人がすでに作っていて目的達成できるものがあるなら、そっちを教えてあげたほうが依頼主はハッピーなのではないでしょうか? そんなんじゃあ、僕にメリットがないじゃないか?ということなんですが、無駄なものを作らなくていいというメリットがあります。
ということで、お仕事の依頼がある方は以下のTwitterにDMいただければと