プログラミング教えてもらってもいいと思うけど、最後は独学できるようになるべし!

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@nabeemichi です。

プログラミング経験ない人や、経験の浅い人がエンジニアとして採用されて開発することは、ベンチャー企業ではよくある話だと思います。

小さい会社などはなかなか人が集まらないなどで経験ない人を育てるという方法をとったり、

大きい会社でも、新卒で未経験でも採用するところはあるわけです。

実際に僕も未経験で新卒でエンジニアになりました。入社試験受けるまでプログラミングなんてやったこともなかったわけです。


メガベンチャー経験したりフリーランスで小さい会社に行ったりしているのだが、どこでも新人を教育する光景は見られるものです。

フリーランスできてるのに、教育任されたりすることもある。


で、教育している光景を見ていて、思うことは、

プログラミングや技術を教える教育では、できるようにならないだろ。

と思うことです。なぜこんなことを思うかというと

ITの世界は技術の入れ替わりが早い

のです。いろんな技術が出ては消えていくのです。

フレームワークや言語だって、1年に1回くらいはバージョンアップして進化していく。

会社は同じでもプロダクトごとに使用している言語が違うなんてことも普通にありえる。

こんな状況で、使えるやつだ!と思わせるには、教えてもらうような研修とかしてると、

教えてもらうまでバージョンアップに対応できないし、他のプロダクト行ったら教えてもらわないと仕事にならんのです。

大切なのは技術やプログラミングの知識ではない

有名な人が言っていたと思いますが

魚を与えるのではなく、魚のとり方を教えろ

みたいなことです。

知識ってのは、魚で、教えてもらえれば目の前のことはどうにかすることができるのです。

ただ、ちょっと違った場面や教えてもらった知識が当てはまらない場面では、なんの意味もない。

なんなら、グーグル先生がいるこの時代においては、知識の価値はどんどん下がってる。


大切なのは、思考プロセス。

答えを導き出すために考えたことや、何もヒントがない場合に 、何に気づいて糸口を見つけ出せそうか?

ってことを考えていくことが大事なのです。

これがないと、誰かいないとできないし、ググって答え見つけれないときに何もできない

って事態を招くわけ。

みんなが知ってることやできることしかできないってことは、使えるやつだなー!!と思わせることができないわけです。評価もされない。

というわけで、教えてもらってできるようになっても何もできないよ

ということになります。

教えてもらってもいいけど、教えてくれる人が何を考え、なぜそのプロセスをたどり、なぜその答えになったのか?

を教えてもらうのはいいと思う。

ガンガン新しい技術使いこなして、スゲーエンジニア!って思ってもらうには、

前例がなく、情報がない場合にでも目的達成できるプロセスを身につけるような研修しないとだめなんじゃないのか?

と思いながら、教育風景を観察しております。

教えてくれる人っていたら楽だけど、自分の成長のためにはプラスになりませんよ。教えてくれないすごい人が近くにいるのがいいのかも。