ググることは思考停止をもたらす理由。いいことだけじゃないデメリットもちゃんとある
元プロの社畜 @nabeemichi です。
最近、全く知らないプログラミング言語をやってて、
ググりまくってるんだけど、やっぱりググるってことはいいことだけじゃない。
いいことがあれば、かならず同じくらい悪いことだってある。
ググれるようになった世界は素晴らしいけど、でもやっぱり大きなデメリットがある。
検索しているってことは、答えを探しているだけ。考えて答えを導くわけじゃない。
ググるってことは、検索するってことなんだけど
検索するってことは、基本的に頭を使わなくてもできちゃう。
キーワードを考えるのに少し頭を使うこともあるけれど、
知りたいことをワード区切りにして検索すれば、基本的には答えにたどり着く。
グーグルはすごいから、ほとんどの答えは検索で見つかる。考えなくてもいい世界
最近は全くやったことないことやってる。
全くやったことなから、一日中ググってるだけの日とかあるのだ。
ググってると聴いたことない単語がどんどん出てくる。
どんどん出てくるからググり続ける。
これで答え見つけちゃったときは要注意。
何も考えてない証拠だ。
何も知らない単語から答えにたどり着くまでの過程
最近は全く触ったこともない言語のC#、WPFとPrismっていうライブラリ使ってWindowsアプリ作ってる。
何もわからない僕は、「WPFとは」とかでググり始める。
そうすると、だいたいMVVMって単語が出てき始める。
次は「MVVM」で検索し始める。
そうするとWPFはMVVMをサポートしきれてない中途半端野郎だから、MVVMをサポートしてくれるPrism入れたほうがいい
みたいな情報を得ることができる。
次は「WPF Prism」で検索だ。
そうすると、Prism使うとMVVMで実装できるしいい感じになるよってことになる。
となると、次の検索は「WPF Prism サンプル」になる。
で、サンプルに行き着くと、
だいたいアプリ作れる状態になる。
もはや、サンプルを改造して自分の作りたいアプリ作れば、正直動くアプリが完成する。
こうやって調べてしまうと、呪文のようにサンプルを真似してるだけ状態。
ここまでで、一番問題なのが考えてないってこと。
わからない単語を次々調べていったら、アプリがつくれる状態になってしまってる。
サンプルというテンプレートを手に入れたら、こうゆうふうにすればいい感じに動くのね!
って言う状態で、ほとんどの人は止まってしまう。
だって結果出てるからね。
それでなんとかなるしね。
ググるは答え合わせするために使う
思考ってのは、
こうなってるかもしれない。だからこのはずだ
ってのが基本だと思う。
まず、分からないことがあったら速攻調べるのじゃなくて、
こうかもしれない!
と考えてから答えをあわせる為にググると、
なんかよくわからないけど、調べてたらわかった状態じゃなくて、
理解して自分で導いた答えを出せるようになる。
ググりまくってるだけだと、勝手に答えがわかって、なんでそれやらなきゃならないのかの理解をしないまま、できちゃった状態になる。
そうすると、なんかトラブった時何もできない状態になる。