プログラミングキャッチアップするなら手元で動くサンプルがあると効率的になる理由
@nabeemichi です。
プログラミングの世界はどんどん新しい技術がでてきたり、新しい言語が出てきたりします。
これからプログラミングを始める人がプログラミングをキャッチアップするのはもちろんですが、
僕みたいなおっさんエンジニアも新しい技術をキャッチアップすることはよくあることです。
フリーランスで働いていたりすると、無茶振りされることもしばしばあって、来週からC#で開発したいのだけどよろしくね!とか言われることもしばしばあるわけです。
新人であれ、おっさんエンジニアであれ、キャッチアップするときに僕が一番効率てきな方法だと思うのは、
自分のPCで動かせるサンプルを手に入れること
です。とにかく、Githubで検索するなり、ネット上を徘徊するなりして手元ですぐ動かせるサンプルを探すということを僕はします。
なぜ手元で動かせるサンプルを探すのかというと
デバックできる
のです。ブレークポイントをつけて、どの順番で動くのかをキャッチアップすることができる。
例えば、画面起動時に起こる処理はどんな順番で処理が行われているのかを知りたかったら、画面起動時に処理してそうな場所を適当に予想してブレークポイント貼りまくるわけです。
これでだいたいの流れがつかめる。しかもこれの素晴らしいところは、読んだり聞いたりしただけの状態ではないということ、自分で実行して自分の目で確かめて、動きを確認しているということ。
思い込みがなくなって事実ベースでのキャッチアップができるわけです。
参考書を読んだだけや、勉強会で話を聞いただけだと動きを自分で確認していないので勘違いや思い込みという無駄なプロセスを踏むことになります。
改造できる
手元に動くものがあるわけですから、それを改造して自分の作りたかったものにすることもできます。
新しい言語や技術をキャッチアップするときに難易度の高いタスクの一つは、初回の起動であります。
プログラミングを学習するにしたって、自分のPCに開発環境をセットアップして、エンジニアの世界ではお決まりの「HELLO WORLD」を出力するまでがものすごく大変なわけですが、
動くサンプルがあるというだけで、このハードルをいきなりクリアしている状態です。だって起動するんだもの。
起動して動いてる状態から、改造して自分のつくりたいもにしていく。
トライアンドエラーの速度が上がる
改造できるということは、トライアンドエラーが簡単にできるわけです。
こんなことするには、どうしたらいいのだろ?
っていう疑問が出てきたら、動くサンプル使って実験するのです。
実験途中でプログラムが起動もしない、実行できない状態になっても大丈夫。
自分のコーディングが失敗していて何が原因なのかわからなくなったら、動いていた状態に戻すことができるので、リカバリもしやすいわけです。
動いていた状態に戻せば動くわけで、動く状態に戻せば何が原因で動かなくなったかの分析もしやすいのです。
原因分析ができるというこは、次は何をすれば動いくのかを理解できるということです。
本読んだり、ネットで技術のこと調べたりするのもいいけど、確実に早くキャッチアップするなら手を動かして、実際に体験できる状態をつくりやってみることが一番早くキャッチアップできる。