フリーランスから正社員に誘われる人の4つの特徴。正社員に誘われたので特徴をまとめてみた
フリーランスエンジニアの @nabeemichi です。
僕は今、フリーランスで週3日ほど常駐してベンチャー企業で働いている。
フリーランスになる前は、正社員として、開発したりマネージャーしたりしていた。
フリーランスで働き始めて4ヶ月ほどたったのだが、
最近は、開発マネージャーから正社員へのお誘いを頂いてる。
なんなら、社長直々に正社員のお話も頂いた。
僕がフリーランスになった理由は、社員になることでもなく
お金でもなく、
時間がほしいからなったので、ご丁重にお断りした。
僕みたいにフリーランスで同じ現場にいるけど、社員に誘われる人と、誘われない人がいる。
正社員に誘われない人達と僕の働き方の違いをまとめた。
一発目の仕事は必ず成果を出す
僕が常駐している企業でやってる仕事は、
社内の開発を効率化するためのツールを作ってる。
これを、何も決まってない状態で、
よろしく頼む!
って感じで丸投げされた。
そんなもんだから、1人で企画から開発まで全部やらなきゃならない状態。
そこで決めなきゃならないのが、 何を作るか? ってことなんだけど、
これを決めるには、 そもそも問題がなんなのか? ってのを探し出さないといけない。
僕は、この問題を探すことに対して、解決策を提案するまでの過程を最初の仕事と定義して
使えるリソースを使いまくって、提案したところ、オオウケだった!
どんくらいオオウケだったかと言うと、
早く作れ!
他社にも売るか?
って意見を貰えるくらいオオウケだった。
なぜ最初の仕事が重要なのか?
僕が常駐し始めたときの状況はこうだ。
- いきなり入ってきた人
- 実力もよくわからない。どんだけ使えるやつなんだ?
- 細かく指示だすほど余裕ないから、ざっくりどかっと投げといて時間ができたら面倒見るか
もともといる社員の方々はだいたいこんな感じに思っていただろう。
実際に仕事の振られ方は、何にも決まってないものを丸投げだし、この感覚は間違ってないだろう。
こんな状況に遭遇したらラッキーだ。
だって誰も期待なんてしてないから、失敗しても周りの反応はこんなもんだ。
やっぱり無理だったか。
所詮こんくらいの期待度だから、ここで成果を出すだけで一気に高評価を獲得できる。
マイナスから始まる期待値に対して、普通の成果をだすだけで、
マイナスだった分の期待値+普通の成果の期待値
の二倍の評価がもらえる。
だから最初の仕事が一番大事なんだ。
ここで、成果出しとけば、次失敗しても信用を獲得できてるから大目に見てもらえる。
この方法は僕が新卒で初めて配属された部署でもやったこと。
これやっちゃうと、後から「もう仕事いりません!」ってくらい仕事降ってくるからご注意を!
価値を出すことにこだわる
開発者は、知識が大好きな人が多い。
技術をよく知ってたり、今流行りの技術に詳しかったり。
でもさ、技術ってそれだけだと価値ないからね。
なんもできないじゃん。
その技術使ってどんなメリットを出すのか?
どんな問題を解決してくれて、どんだけ人が楽をするのか、楽しいことできるのか、なんかいいことあるのか?
ってことの方が重要で、技術使いたがりな人だと、ここを理解してくれない。
だから、僕はどんだけいいことがあるかに注目して提案する。
一応開発だからそれなりに技術も知ってるつもりだし、そこそこ使ったこともある。
だけど、技術の話をするんじゃなくて、どんだけいいことがあるのかに対して話をする。
いいことの話+ちょっとだけ技術。
そうすると、やる理由や、僕が作ったツールができた後の世界をイメージしやすくなる。
社内の人も協力してくれたり、賛成してくれる人が増えて仕事がしやすくなる。
だから、いいこと(価値)ベースで話をする。
そして、その価値を未完成な状態でも短いスパンで見せる。
実物を見せることで、進捗も把握してもらえるし、相手に安心感も与えられる。
そして新たな問題点も早期に発見できる。
時間で雇われてるけど時間は無視する
フリーランスは基本的に時間契約で働く。
1日8時間働いて、○○円っていう報酬の決め方。
残業を要求されたら、1時間で○○円っていうのも最初の契約で決める。
バイトと同じ働き方だ。
僕は成果が目に見える形になるまでは、残業もつけずに勝手に会社に残って働いた。
社員よりも働いていた。実際に会社を出るのが最後だった日が何日もある。
なぜ時間を無視するのか?
理由は、簡単で、価値を出してないから。
決められた時間だけ会社にいれば報酬はもちろんもらえる。
でも、アウトプットを何も出せていないなら、いなかったのと同じだ。
だから僕は、僕がいなかったことにしないためにも、残業代なんてどうでもいいので勝手に働いた。
というか、アウトプットなしだったら単なる給料泥棒になってしまう。
何よりも、今まで使ったことないフレームワークで、Googleの世界にもほとんど情報がないものだった。
だから、アホのようにトライアンドエラーをしなきゃならなくて、
そしてそのトライアンドエラーが面白くて、勝手に働いた。
おかしいと思ったことははっきりおかしいと言う。
簡単に言えば、自分の意見を言うってことをした。
開発チームはいつも技術や方法論の話ばっかり。
めちゃめちゃ気持ち悪く感じたので、マネージャーだろうと誰だろうと
おかしいと思ったことに対しては意見する。
すべて論破できるくらいのロジックを作成して、意見する。
だっておかしいでしょ!ってのを理解させる為に。
そして、解決策はこれでいいでしょ!問題を難しくさせてるだけでしょ!ってのを理解してもらうために
僕がいるチームに意見する人があんまりいないのも原因だが、マネージャーから意見を求められるようになってきた。
まとめ
僕がお世話になってる会社が小規模ってこともあって、正社員に誘われる確率も高いのかもしれない。
でも、ぼくがやったことは正社員時代に結果を出すためにやってたことと何も変わらない。
普通に正社員で評価上げて、給料上げたい人も普通にやってるようなことをやっただけ。
一緒に働いてるフリーランスの人とかみても、これをやる人ってほとんどいない。
だから、ちょっとだけ目立って、社長の目にもとまって正社員に誘われただけだ。
普通のことを普通にやっただけで、正社員に誘われる。
フリーランスから正社員目指してる人はお試しあれ!